24年9月4日(水) セントウルS

こんにちは!マスターです。
秋競馬開幕週重賞3連発、紫苑S・セントウルS・京成杯AHの第2弾のセントウルSの検討をして参りましょう。

■中京11R…セントウルS
<芝1200m/GII/別定/15:35>
◆結論
◎本命…枠順発表後再検討してからの決定になります。
本日はその為のベースになる検討をして参ります。
◆本日検討内容
紫苑Sの時に紹介した下記4つの項目に纏めてレースの検討を進めていきましょう。
◇レースの性格と傾向
◇出走予定馬
◇今年の特徴
◇枠順発表後の最終検討へ向けて

それでは順に検討して参りましょう。
●レースの性格と傾向
・レースの性格…セントウルSには2つの顔があります。1つは月末に行われるスプリントGIスプリンターズSの前哨戦という顔。3歳と古馬では少々違うが、いずれにしても酷暑を避けて休養にあて、ここを叩いて肩慣らしをして本番スプリンターズSに向かおうという馬。そしてもう1つはサマースプリント2024の最終戦という顔。函館SSからスタートしたサマースプリントシリーズもこの一戦を残すのみ。しかも今までのレースはGIIIだったので1着10ポイントだったがこのレースはGIIなので1着12ポイント。現在函館SSとキーンランドSを勝ったサトノレーヴが20ポイントでトップだが逆転優勝可能な馬が2頭出てくる。優勝すれば馬主3200万円+厩舎800万円のボーナス。これはスプリンターズSの2着以下3着以上の金額だ。手が届く可能性のある馬は本気で獲りにくるだろう。
・レースの傾向…過去10年の傾向から顕著なデータは大きく2つ。「馬齢」と「前走格」だ。
まず馬齢だが
※下記イコールの右側は[勝率][連対率][複勝率]の順
3歳のみ…1-3-1-10=6.7% – 26.7% – 33.3%
4~5歳…9-4-4-47=14.1% – 20.3% – 26.6%
6~7歳…0-3-5-56=0.0% – 3.8% – 10.3%
8歳以上…0-0-0-5
5歳以下と6歳以上でハッキリとした傾向がある。
前走格
OP以下…0-0-2-27
GIII…4-8-6-74
GI-II+外…6-2-2-14
重賞である必要性は間違いないがGIIIは率が悪い。出来ればGII以上である事が望ましい
●出走予定馬…下記の通り(人気は推定)

1番人気予定はピューロマジックで、ここを勝てばサマースプリント優勝だ。
2番人気予定はママコチャで、昨年のスプリンターズS優勝馬だ。
3番人気予定はトウシンマカオで、今年5月の京王杯SC以来の出走となる。
●今年の特徴…主な特徴としてはトップジョッキーの動向から目が離せないといったところでしょうか?!1番人気予定のピューロマジックは前走の北九州記念で松山騎手を背に快勝しましたがその松山騎手は1年以上ぶりとなる7歳ストーンリッジに騎乗しコチラには乗らない。2番人気予定のママコチャはここ3戦乗っていた川田が土曜は日本にいるものの日曜は韓国へ出張の為鮫島駿と大幅戦力ダウン。他の馬も同日中山で京成杯AHが行われるので主力騎手が分散されます。
●枠順発表後の最終検討へ向けて…中京芝短距離と言えば現調教師で元騎手の福永祐一天国。GI馬ダノンスコーピオンで参戦予定だがこの馬ここ7戦で2桁着順が6回と終わってる感満載だが上記の通り中山で重賞があるにも関わらず戸崎が乗りにくる。まだ5歳という点も含めて、福永+戸崎+2年前のGI馬…人気が無いなら一考の余地あり。モズメイメイだって2着以内なら(ピューロ以外が1着…という条件付)同点サマースプリント優勝だ。枠順発表が楽しみです。

明日はサマースマイル最終戦京成杯AHの展望をお伝えしようと思います。
お楽しみに!

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