こんにちは!マスターです。
先週のマイルCS、みなさんどうでしたか?街のアチコチで景気のいい報告をもらっています。おめでとうございます!
こちらでは、最後の直線でチャリンの実力の一端は垣間見たものの如何せんあのスタートダッシュでは…レース慣習そのものがあそこまでとは鞍上のムーアも思っていなかったでしょう。
やはり国内の国際GIでは海外招待馬は基本的に「物見遊山」扱いでいいのかもしれません。
尚、今週はマスター都合により土曜に早朝から千葉に出向く関係から、土曜競馬予想は
・パス
・金曜夕方
のどちらかになりますので、予めご承知おきください。
■ジャパンC
・東京
・芝2400m
・GI
・定量
・11/27
◆出走予定馬と考察
・ドウデュース
天皇賞秋の末脚はお見事でした。今回は完成前のイクイノックスとは言えそれを負かしている府中の2400mという舞台ではありますが…。
あの日本ダービーは武豊が常日頃国内外を通じてお世話になっているキーファーズ代表松島正昭氏をダービーオーナーにする為、皐月賞でしっかりイクイノックスのドウデュースの脚の差を図った上でそれを考慮して早めに仕掛けたのが見事にハマリました。レース映像をよく見て下さい。3~4角ではドウデュースはイクイノックスとほぼ同じ位置取りですが直線に入ってから、ドウデュース&武豊は残り500mから仕掛けていきますがイクイノックス&ルメールは残り400m手前から仕掛けます。ここで1馬身リードして最後クビ差まで詰め寄られるも先着した…んですね。
昨年の有馬記念も勝っていてこの馬の適性距離は2000~2500m…と思われがちですが本当にそうでしょうか?!今春のドバイはドバイターフ=1800mとドバイシーマC=2410mとレースが用意されている中でドウデュース陣営はドバイターフを選択しました。有馬記念の中山2500mはコーナーを6つ周り随所でペースが落ちる為誤魔化しが効き易いんですが、東京2400mもドバイの2410m同様、非常に適性を求められるコースとなります。
・チェルヴィニア
ノーザンファーム天栄の使い分けに関しては散々お話ししてきました。結果をもう一度見てみましょう。
エリザベス女王杯=レガレイラ…1番人気(1.9倍)=5着
マイルCS=ブレイディヴェーグ…1番人気(3.7倍)=4着
とともに1番人気に支持されるも、馬券対象にもならずに見事に失敗しています。
流れ的には「じゃこのジャパンCも…」と言いたくなりますが、そこは少し違うと考えています。どちらかと言うと「全てはチェルヴィニアをジャパンCに出走させる為に他の22頭を使い分けた」のではないでしょうか。ルメール騎手の府中2400mでの騎乗実績は他を圧倒する強さです。主役の1頭ですね。
・ジャスティンパレス
天皇賞秋は4着でした。ジャパンCへの叩き台としては最も良い結果だったかもしれません。
ところが少しおかしな事が起こっています。天皇賞秋前は叩き台という事もあって坂路調教だけだったのですが、このジャパンCに向けても坂路調教+プール…なんですね。
また鞍上も少し疑問。天皇賞秋は坂井瑠星→ジャパンCはC.デムーロ。「いやいや坂井が成長中とはいえCデムの方が上っしょ」は確かに正解ですが、Cデムーロは天皇賞秋でダノンベルーガに騎乗していました。まぁこれはそちらが先約だったのかもしれませんが、最近調子に陰りが見えています。10/26-27,11/9-10,11/16-17で全部見てもしょうがないのでまずはエリ女を勝った
11/10…2-1-2-4-2-2-2-1-1-9-1-9=3-5-0-3
と絶好調でした。以降も(騎手人気が過剰とは言え)同様の人気馬に乗り
11/16…8-6-2-4-1-6-10-5-14=1-1-0-6
11/17…2-3-4-12-15-7-1-7-17-1=2-1-1-6
とそれまでの勢いは感じられません。
ちょっと買いづらいですね。
・スターズオンアース
昨年のジャパンC(ビュイック)=3着→有馬記念(ルメール)=2着した馬。ドバイシーマCもルメール予定でしたが落馬負傷してデットーリが緊急代打で3番人気8着となりました。今回は川田騎手。ノーザンFではなく社台Fなのでこのまま有馬記念まで継続騎乗しそうです。生涯GIを中心に13戦して4着以下だったのは初の海外出張だった前走ドバイのみで国内では馬券対象パーフェクト。こちらも主役の1頭です。
・ドゥレッツア
現時点で正式な発表はされていませんが鞍上はビュイック騎手になりそうです。そしてその後の有馬記念はルメール…という前出スターズオンアースの昨年同様のステップを踏みそうです。驚異的な走りで昨年の菊花賞を駆け抜けた同馬。今年の金鯱賞は距離不足か?!相手が悪かった(勝ったのはプログノーシス)か?!その後は天皇賞春15着→英インターナショナル5着と勝てていないものの英インターナショナルは斤量61kgを背負った中では最先着だし、勝った馬はまだ3歳にして名馬と呼ばれているシティオブトロイ。競馬発祥の地英国でいい経験を積んできた…と言えよう。積極的に買いたい馬ではないものの無視出来ない存在。
◆この舞台での近3年の騎手成績
本日の最後に「この舞台での近3年の騎手成績」をお伝えしておく。
3年もあったのだから騎乗機会10回以上…として勝率順・勝利数順に並べてみました。
後はみなさんでお考えください。
わからない場合は聞いていただければお答え致します。
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