新年、あけましておめでとうございます!
2024年は大変お世話になりました。オリジナルURLへ移行した初年度という事でいろいろ手探りもある中で約1年…お読みいただきまして、心から感謝しています。
以前お話しした事がありますが、私マスターが競馬を始めたのは40年以上前。その時馬券の種類は、単勝・複勝・枠連だけでした。つまり現在発売されている馬連・馬単・3連複・3連単・ワイドの発売は無かったんですね。折角穴馬を見つけても同枠に1番人気・2番人気の馬がいると枠連オッズはどうしても下がってしまう悔しさがありました。ただ比較的早めの1991年から馬連が発売となりました。それから11年後の2002年、あの日韓サッカーW杯の年に3連複が発売になった為、馬券構築の基本はあくまで「馬連」なんです。ただそのオッズの高さから近5年は3連複・3連単に手を出してきましたが、年間を通して収支を見ているとやはり厳しい結果となっています。
以上の事より、今まで基本的に馬連+3連複という予想を展開させていただいて参りましたが、2025年は基本に立ち返り馬連を中心に馬券予想をして参ります。と言っても全く3連系の予想はしません…という意味ではありません。「ここぞ」という時には復活しますので、お楽しみに!
■中山金杯
・中山
・芝2000m
・GIII
・ハンデ
・15:45
◆結論
◎本命…③パラレルヴィジョン(6番人気)
★特注…⑨ギャラクシーナイト(15番人気)
◆根拠
学生時代ちゃんと勉強した人は試験前何をしていましたか?
年初なので壮大な人生観を…なんてつもりはありません。テストにもいろいろありますが、そうです…過去問を解いていましたよね?!
競馬の予想も同じです。ただ「妄信」は危険です。何故なら「過去と同じ馬が走る訳ではない」というから。また「全く同じ馬でレースをしても結果が出ない」という事。『じゃ過去なんか見ても…』と思われるでしょうけど、これを無視するとレース予想が断片的になり、ストーリーを失って、長期間競馬を出来なくなるんです。なので、過去の同レースを参考にして、そこからそのレースのアウトラインを描くんです。例え現実が全く違う結果になったとしても…。
という事でこの中山金杯を見ていくと、以前は「たとえ人気薄でも金杯だから”金”のつく馬」
1985年…鈴パレード(1番人気)
1986年…クシロ”キン”グ(1番人気)
1987年…トチノ錦(14番人気)
1988年…アイアン(鉄)シロー(12番人気)
でもそのブームは昨今見えません。
昨今は「前走よりも斤量が増えた馬」です。
過去10年で前走との斤量差は…
増=7-4-2-20(勝率=21.2%, 複勝率=39.4%)
減=3-5-4-59(勝率=4.2%, 複勝率=16.9%)
同=0-1-4-52(勝率=0.0%, 複勝率=8.8%
ここで競馬とちゃんと向き合っている人は気づくはず。23年に全馬1kg増えたじゃん…そうです。ではその年は抜いてみましょう
増=6-4-2-13 (勝率=24.0%, 複勝率=48.0%)と更にパワーアップします。
では今年斤量増の馬はどれ?!ってなりますよね。
①ラーグルフ
③パラレルヴィジョン
⑥カラテ
⑧エアファンディタ
⑭リカンカブール
⑱ホウオウビスケッツ
ですね。
もう1つの傾向を重ねましょう。この中山金杯だけではありませんが、やはり競馬全体として「内枠有利」ですね。
例年の中山金杯は、年末有馬記念等のAコース→年始中山金杯は仮柵が設けられてCコース。でも今年はBコースなんですね。でもやっぱり「外よりは内」ですね。
この条件を頭に叩き込んだら、出てきたのは③パラレルヴィジョンです。『近3走2桁着順ですけど…』はい、その前を見てください。ダービー卿CT1着です。陣営はその後何を考えたのか?!左回りのマイルを使い続けるんですね。そして前走後乗ったミルコに「左回り全然ダメ。直線手前を換えた後全然伸びなかった。」で気づいたんでしょうね。だから中京で行われる京都金杯ではなくこちらを選択したんでしょう。中山芝は3-0-1-0ですからね。騎手もバカンス中のルメールに代わってマーカンド。ノーザンFが信頼をおくジョッキーだ。並び的にもこの馬から内で前を主張する馬はいない。十分に一発ある。
穴に推すのは超人気薄⑨ギャラクシーナイト。全体成績は4-3-0-13でしかないが芝に限れば1-3-0-4と連対率50%迄上がる。5歳中に障害から平地に戻り「成長曲線ピーク」で芝を使い始めた。障害で鍛えた粘りが発揮されたのがレインボーSとオクトーバーS。その後の大敗は福島の水が合わなかったのだろう。レース前の段階で既に汗だくで終わっていた。1-1-0-1の中山芝なら大丈夫。力は発揮出来る。以前より期待している菊沢が親父の厩舎の馬で大きな穴を開ける。
◆印
◎本命…③パラレルヴィジョン
〇対抗…⑱ホウオウビスケッツ
▲単穴…⑦マイネルモーント
★特注…⑨ギャラクシーナイト
☆注目…⑮クリスマスパレード
△伏兵…①ラーグルフ
△伏兵…⑧エアファンディタ
◆馬券
馬連…③⑱⑦⑨(ボックス)=6点x500円=3,000円
馬連…③-⑮①⑧(流し)=3点x500円=1,500円
ワイド…⑨-③⑱⑦⑮①⑧(流し)=6点x300円=1,800円
複勝…⑨=700円
合計=7,000円
■京都金杯
・中京
・芝1600m
・GIII
・ハンデ
・15:30
◆結論
◎本命…⑯ウォーターリヒト(4番人気)
〇対抗…⑮ドゥアイズ(3番人気)
◆根拠
このレースのテーマは違和感。
1番人気⑨シャドウフュリーに乗るのは川田。これが初騎乗。大の仲良し中内田厩舎の⑤アスクコンナモンダが出走するのに…。その⑤に乗るのはルメートル。前走は岩田望だった。その岩田望はお世話になっているゴドルフィンとはいえ初騎乗になる③シュバルツカイザー。
2番人気①ロジリオンもそう。確かに4走前に三浦が乗ってはいるが、前走ターコイズSで乗っていた⑬コナコーストではなくこちら。しかも元々年末にはキープカルムに乗る…と思われていた三浦。キープカルムの回避でこちら…だがそんな上手に「ハイこっち」になるだろうか?!
なら同じ違和感でも買いたい違和感は田辺。20年以上の騎手人生で競馬の元日と言われる金杯日に関西に遠征した事は無い。所属が美浦なので、日頃お世話になっている関東厩舎…ならまだしも関西河内厩舎だ。確かに田辺の若い時代は河内が騎手時代に被る部分はあるだろうが、それも東西と所属の違いはあっただろうから「2月で調教師をい引退する河内さんの馬に…」とはならないだろう。前々走初騎乗勝利時「楽に勝てると思ったらその通り走ってくれた」とコメント。昨春には結果は出なかったがクラシックに乗った馬。ベテラン田辺が勝てる計算の上の出張と見た。
もう1頭⑮ドゥアイズを挙げたのは当然2シーズン前のPOG馬だから。最近は競走成績も安定してきた。天才武豊がこの馬を上手にエスコートしてくれるので、好走は約束された。
◆印
◎本命…⑯ウォーターリヒト
〇対抗…⑮ドゥアイズ
▲単穴…⑫フィールシンパシー
☆注目…⑨シャドウフュリー
△伏兵…④ゴールデンシロップ
△伏兵…⑤アスクコンナモンダ
△伏兵…⑩セルバーグ
◆馬券
馬連…⑯⑮⑫⑨(ボックス)=6点x500円=3,000円
馬連…⑯-④⑤⑩(流し)=3点x500円=1,500円
合計=4,500円
■WIN5
現在WIN5は個人的な実験(研究の結果から指数を作り、それに則って購入している)関係から馬券予想と乖離がありますので、ご注意ください。
Win1…中山09R=⑥⑨⑬
Win2…中京10R=④
Win3…中山11R=⑨
Win4…中京11R=⑫⑯
Win5…中山11R=③⑱
■おまけ
中山7レース
同厩舎2頭出しの人気薄から
馬連…⑦-②③⑤⑫⑭
3複…⑦⑫-②③⑤⑭
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