【1/25-26の競馬開催】について…25/1/22

本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
週中は終末に開催される重賞について「予想のヒントとなるデータ分析」についてお話しする事が多いのですが、今日はもう少しステップバックして俯瞰的観点からお話ししてみようと思います。

■2025年第4週(1/25-26)の開催について

◆結論
中山・中京開催は第4週目(最終週)と小倉競馬(開幕週)という事で、芝レースに関して…ですが、当然前者は差し・追込が決り易くなり後者は逃げ・先行が有利となる。
1/25(土)に小倉では新設「小倉牝馬S」が開催される
1/26(日)は中山でAJCC(GII芝2200m)、中京でプロキオンS(GIIIダート1800m)が開催される

(踏み込んで)解説
最終週となるうち中山は24年12月から続いた8週間開催で翌週から東京開催になります。芝コースは仮柵を移動して開催してきましたが、さすがに内は傷んでいます。通常であれば外差しが決り易くなるのですが、先週のレースを見る限りではそこ迄ではなく…また傷んでいるとは思えない時計で走れています。故に「一般的なレースなら通常より若干差しが強いものの速い時計で走る強い先行馬は押し切れる」位に考えておいた方がよさそうです。新年から始まった中京開催も最終週となり翌週から京都開催になります。こちらは一般的な「開催最終週で差し・追込が決り易い」と判断しています。
新設重賞小倉牝馬Sは小倉競馬場・GIII・芝2000m・牝馬限定・ハンデ…で開催されます。以前この時期に愛知杯が開催されていました。愛知杯も芝2000m・牝馬限定・ハンデ…で行われていましたが、その愛知杯が無くなり小倉牝馬Sが新設されました。JRAのHPで小倉牝馬Sのデータ解析としても過去データに愛知杯が使われていますが、個人的には「小倉牝馬Sは決して愛知杯の代わりではなく、全く新しい重賞として考える必要がある」と考えています。芝2000m・牝馬限定・ハンデは一緒だったとしても《左回りと右回り》《最後の直線距離が長めの412.5mと短めの293m》という決定的な違いがある2つのレースを同じまな板の上に乗せる事は出来ません。条件の近い重賞としては小倉記念が芝2000mのハンデ重賞なのですが開催がいつも夏競馬の為、小倉大賞典が牝馬限定でなく2000mではなく1800mではありますが、小倉で行われるハンデ重賞という意味では近いものがあると思っています。ただ牝馬限定…となると、過去データを見る事なく「出走馬の実力比較」だけをした方が🎯的中への近道…だと感じます。
AJCCは中山芝2200mで先週の日経新春杯も芝2200mで両者の違い《別定・ハンデ》《中山・中京》の2点。でもレース数の少ない2200mなので「この馬は何故日経新春杯ではなくAJCCを選んだのか?」という点を気にして予想を組み立てた方がいいと考えます。プロキオンSはダート重賞GIIではありますが、1ヶ月後に開催されるダートGIフェブラリーSの前哨戦…という位置付けが正解です。故に上位騎手は「AJCCとプロキオンSのどちらを選択するのか」に注目する必要がある…と考えています。また前日の小倉牝馬Sからの移動…も考慮する必要があるかもしれません。

◆纏め
No.1騎手ルメールも先週バカンスから復帰しJRAはほぼ完全状態で今年最初のGIフェブラリーSを1ヶ月前を迎える。2024年JRA各賞も発表になり年始のお屠蘇気分…も、完全終了ってところですね。という事で第3週1/20終了時点での騎手成績を振り返ってみましょう。JRAが評価する成績はこの通り。

松山騎手が最多の10勝を挙げていて勝率も19%とTopです…が、複勝率は28%でしかなく複勝率でトップ40%武豊騎手の7割しかありません。という事で騎手の成績を独自のポイント集計した結果がこちらです。

首位にたっているのは川田騎手。2位戸崎騎手・3位武豊騎手…と続きます。1着も大切ですが、馬券対象となる2-3着も大切で4着以下が少ない点で順位が大きく入れ替わっている…と思います。(個人的に川田騎手を特に応援している…という訳ではありません。結果的にこうなりました)

今週は騎手に注目して…という訳ではありませんが、結論①=道中位置取り、結論②=牡馬に比べて気性的に不安定な牝馬を騎手がどう乗りこなすのか、結論③=土日にある3重賞を上位騎手がどう選択してどう結果を出すのか?…上位騎手はほとんどがフリーの為(少々大げさかもしれませんが)一戦一戦が勝負。
競走結果に大きく影響する要素の1つ…として考察していきたいと思います。
最後にもう1つ。先般もお伝えしましたが「引退厩舎」についても注意が必要になります。

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