本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
この記事は2/7朝、枠順抽選前に書いています。枠順及び当日の天候により微妙に予想が変わる可能性があります。今日は有力馬候補…という形お伝えしていきます。
■東京新聞杯
◆条件
・東京
・芝1600m
・GIII
・別定
・15:45
◆有力馬候補(事前)
最有力…ブレイディヴェーグ・ジュンブロッサム・ボンドガール
有力 …オフトレイル・シャンパンカラー
期待 …ウォーターリヒト・ゴートゥファースト・オールナット
注意 …サクラトゥジュール・セオ・ジオグリフ
◆根拠の詳細説明
実力比較をする為には同じレースでの結果を見てみるのが1つの方法。
〇マイルCS
まず3ヶ月前の今回と同距離…マイルの頂上決戦マイルCSを見てみましょう。
今回出走する馬の前走結果はレース単位で下表の通りです。(人気は予定)

数字で着順だけ見るとこの3頭ではブレイディヴェーグがダントツですね。でも実際はどうでしょう。写真で見てみましょう。

ブレイディヴェーグとジュンブロッサムの差はこれだけです。ただここで考慮する事があります。マイルCSへのステップです。ブレイディヴェーグは23年にエリ女を勝ってから約11ヶ月ぶりの府中牝馬Sをステップに(勝った上で)本番マイルCSに辿り着いていますが、ジュンブロッサムは6月に3勝クラスを勝ち上がって8月の関屋記念で3着と「賞金を加算出来ず」に10月に富士Sで賞金加算(最低でも2着)しないとマイルCSには出走出来ない立場だったので、その為富士Sは目一杯の仕上げでした。その反動でマイルCSで調子は下り坂に入っている状態なのでこれをこの馬の走力と思わない方がいいという事になります。その目一杯仕上げた富士Sは府中のマイルでこの東京新聞杯とまったく同じ舞台で、マイルCSで優勝したソウルラッシュを退いて優勝しています。ブレイディヴェーグはこの後3月末に行われるドバイターフが今春の目標と言われています。ジュンブロッサムの目標が安田記念ならばここを目一杯仕上げた後一旦緩めても安田記念には間に合うという事になります。その足し算引き算をするとここでは「同等」と扱うのが正解…としました。
〇秋華賞
近年の東京新聞杯の傾向から、ここで2着したボンドガールは「買い」
〇京都金杯
1ヶ月前のこのレースは同距離の為重視する必要があります。但し、京都と東京という決定的な違いがある為「鵜呑み厳禁」です。
サクラトゥジュールのファンには申し訳無いのですが、この馬は下図の様なレースをして京都金杯を勝ちました。JRAからキング騎手に制裁も発動されていますので、マスター的には「金杯優勝」とは認めていません。確かに「体当たりをした後馬が伸びている」のでその体力は認めますが、正々堂々のレースは出来ていません。被害馬が被害にあっていなかったら…という観点を含めて、サクラトゥジュール・ウォーターリヒト・セオは「同等」で買いと評価します。


〇阪神C
先般の「傾向」では距離短縮・同距離が優位と言いましたが今年は違うかもしれません。それがスーパーGIIこの阪神C経由の馬です。3着したオフトレイルは後方から上がり最速で3着まで押し上げました。上2頭はナムラクレア・マッドクールという快速馬。4着以下の面々はセリフォス・ママコチャ・ソーダズリングとこちらも看板(重賞勝ち経験)をもった馬たちです。その中にあって3着は立派。その上京都金杯時にお話しした田辺騎手が「正月から拘りの出張連続騎乗」をしたウォーターリヒトを蹴ってもこの馬を選んだ以上それ相応の覚悟で騎乗してくるはずです。それもこの馬の力になるのは間違えありません。もう1頭のジャンパンカラーも侮れません。2023年のNHKマイルC(GI)優勝馬です。完全に仕上げた目標の直後に3歳春で古馬との直接対決安田記念は惨敗しましたがこれは目を瞑れます。その後5戦はいずれも2桁着順ですが、この府中マイルは前記したNHKマイルC優勝→安田記念以来となります。馬が得意の舞台で目覚める事は良くある事です。人気薄なら(これも競馬の鉄則の内の1つ)「忘れられた人気薄のGI馬は買い」です。
◆結論
前記の通りそのレースから実力の優劣をつける事が可能だったりそうでなかったりしますが、それに加えて「牝馬の使われ方」や「前走距離の傾向」等を考慮して前段でご覧いただきました表に評価の欄を加えました。

●→〇→△+→△→▽の順
昨年は1番人気の牝馬が着外になりましたが傾向はあくまで傾向です。過去の傾向は未来の予言ではありません。でも…いやだから「傾向」なんですね。
この後「追切」「馬場」「枠順」等を加味して前日か当日に最終結論をお伝え致します。
楽しみにお待ちください
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