本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
今週は安田記念の事前予想をしています。
6/3(火)…出走馬の紹介…https://kbar-shonan.com/250603-1/
6/4(水)…特徴・傾向…https://kbar-shonan.com/250604-1/
とお伝えしてきました。
さて今日は3日目で「騎手事情」です。
よかったら最後までお読みください。
■安田記念
◆条件
・東京
・芝1600m
・GI
・定量
◆出走馬(50音順)
ウインマーベル
ウォーターリヒト
エコロヴァルツ
ガイアフォース
グラティアス
サクラトゥジュール
シックスペンス
ジャンタルマンタル
シャンパンカラー
ジュンブロッサム
ソウルラッシュ
ダディーズビビッド
トロヴァトーレ
ブレイディヴェーグ
ホウオウリアリティ
マッドクール
レッドモンレーヴ
ロングラン
◆結論
マッチフィットするのは3頭
シックスペンス=ルメール
ジャンタルマンタル=川田
ブレイディヴェーグ=ルメール→戸崎
◆騎手の継続・乗代状況
出走馬の今回・前回・前々回の騎手一覧

ウインマーベル…3歳5月葵S以降一度だけ西村淳が代打した以外は海外も含めてずっと松山。今回も主戦松山の継続騎乗。
ウォーターリヒト…3歳5月NHKマイルCで菅原明が8着以降3戦田辺が乗って2-1-0-0だが前走東京新聞杯で再度菅原明で優勝。今回は菅原明の継続騎乗。府中マイルは菅原明?!
エコロヴァルツ…デビュー戦はMデムで勝ったものの次走から4戦武豊→3戦岩田康を経由しても結果が出ず短期免許マーカンドにスイッチした時点でOP-L勝ち。免許切れでデビュー戦以来のMデムに戻して中山記念2着→大阪杯4着と好走した。それが買われてか?!今回も継続騎乗。
ガイアフォース…デビュー戦以来6戦松山で3-2-0-1と軌道に乗った。テン乗りのルメールで結果出ず即西村淳に乗り代わってG2で2着した。ただそこから西村淳で4戦して結果出ず長岡にスイッチ。その瞬間フェブラリーSで2着した。そしたらまた長岡で3戦して結果が出ない。前回香港で川田が乗ったが9着で、帰国初戦の今回は吉村。結果論ではあるがルメール・川田以外は若手騎手に乗り代わった瞬間激走するがその後が続かない…がこの馬の癖か?!だとすると、精鋭の若手吉村に乗り代わる今回は?!
グラティアス…近5走斉藤新→横山和→松若→浜中→北村友と全て別の騎手。今回は横山和に戻るが、前回は中山記念で16番人気14着。この馬自身加藤厩舎→宮田厩舎→安田厩舎と転々としているが、鞍上の落ち着きの無さは安田厩舎に移ってからなので、管理する調教師の資質そのものが表れていると言える。尚、結果は出ていない。
サクラトゥジュール…全7勝中2勝は石橋・レーン・キングで残り1勝は川田。2勝3人を比較してみよう。石橋=2-2-1-4、レーン=2-1-0-0,キング=2-0-0-2だからレーンが一番いい。今回はそのレーンだ。これは馬主ではなく堀調教師ライン。レーン目線だとこのレース最大惑星のトロヴァトーレがサンデーRの馬で前走モレイラ後の騎手がいなかったのでドトヴァの可能性の方が高そうだが結果はコチラ。身元引受調教師なだけに当然と言えば当然なのかもしれないが、桜サクラ陣営にとってはラッキーだ。
シックスペンス…全5-0-0-2中4勝は今回乗るルメール。ルメールが乗った時は勝率100%。前走大阪杯=横山武1番人気7着はルメールがドバイ出張だっただけに、ルメールだったらどぅだっただろう。いずれにしても東京芝マイルのルメールの能力が抜群なのも勘案すると…まさに「鬼に金棒」
ジャンタルマンタル…全7戦中5戦が今回乗る川田。川田的には前走乗った馬が2頭いる中でこちらを選択。前走はデビュー以来最悪着順も初海外として目を瞑れば今回は買い。問題は馬体重。490kgで良績をあげていた馬が前走で500kgを超えて凡走した。今回の調教後体重も506kg。成長分なら問題ないのだが…。
シャンパンカラー…23年NHKマイルCを勝った時が今回の内田。この間吉田豊・坂井・西村淳を経由したが前々走から内田とのコンビ復活し着外ではあるが人気以上に走っているのは事実。
ジュンブロッサム…昨秋富士Sで4番人気ながらジャイアントキリングし優勝した時は戸崎だった。だがその後2走がともに10着で前走マイラーズCで武豊にチェンジして2着した。今回もその武豊。一定以上の期待は出来る。
ソウルラッシュ…この馬が今回の「騎手事情」で一番の難題。この馬が3歳秋から4歳春まで条件戦を3連勝した勢いでG2まで勝った。その時の騎手が今回乗る浜中だった。だが、直後の安田記念を13着に負けた。それが2022年。それから3年間、松山・モレイラ・団野が乗ってきたが、昨秋悲願のG1制覇(それまでG1で6戦して0-1-1-4)したのが団野だった。今年の中山記念も団野で1番人気3着だったが、それはドバイ遠征があった上での余裕残しだったので論外でいい。そしてそのドバイであのロマンチックウォリアーに勝って優勝。ただこの時の騎手はCデムーロ。その変遷があって帰国初戦が今回だが、流れからは団野に戻るのがスムーズ。それが3年も乗っていない浜中が選ばれた。その理由を当日まで考え続ける。
ダディーズビビッド…近8走が全て別の騎手。その中でやっと前走池添で結果を出した。今回はその池添が継続騎乗。と期待感がない訳ではないが前走勝利は9番人気。再度人気薄→穴好走と期待したいところだが壁はブ厚く、7歳という馬齢からも厳しい。
トロヴァトーレ…サンデーRの馬らしくノーザンファーム系エース騎手ばかりが乗ってきた結果6-2-0-2という良績だ。しかも2000m未満に絞ってからは4-2-0-0。但し、今回乗るのは青葉賞で1度だけ乗った(結果生涯最下位の11着)横山武。ただ横山武の府中マイルはそこ迄悪くないが…、ルメール・レーン・坂井ではない理由を考える必要はある。
ブレイディヴェーグ…全9戦中7戦がルメール。特に近3走は4着→4着→7着と結果が出なくてもこの馬に乗り続けたルメールがシックスペンスと被ってこちらは戸崎になった。ただこの現象はこの馬でも過去に1度あり未勝利戦をルメールで勝った後1勝クラスで戸崎が乗って勝っている。良績が1800m以上に集中しているので、戸崎がどうマイル仕様にチェンジ出来るか?!が鍵。
ホウオウリアリティ…こちらもソウルラッシュ同様前2走が団野だったが今回は丹内。キャリア豊富なこの馬に丹内が乗るのは初めて。23年10月に条件戦を卒業してから10戦。大野・菅原明・和田竜・岩田康・団野と乗ったが、掲示板は前々走の5着が1回。芝1600~2500mに加えてダート戦まで使う迷走ぶり。丹内にはここで経験値を積んでほしい。
マッドクール…全6勝中4勝は今回乗る坂井…という事で主戦だ。近5走(G1=4走、G2=1走)全て坂井で1-1-0-3で初G1制覇も達成している。ただ負ける時も派手で3敗中2回が2桁着順。またほどんどが1200m戦で1400mは1戦のみでマイルはゼロ。
レッドモンレーヴ…長い間川田と横山和が乗っていたが近4走はバラバラ。前走京王杯SCで掲示板4着したディーを継続騎乗させるが、昨年は京王杯SC2着→安田11着。今年は京王杯SC4着→安田?着。
ロングラン…重賞連勝中!前走はG2制覇!その時の岩田康が継続騎乗!…めちゃくちゃ優良に見えるが、前走は富士Sを勝ったジュンブロッサム以外はとてもG2とは言えないOP程度のメンバー。直線に坂のあるコースでの好走は23年12月のOP-L以来無し。岩田康マジックもここでは出番無し。
◆纏め
□エースを確保
シックスペンス=ルメール
ジャンタルマンタル=川田
□希望の持てる乗り代わり
ブレイディヴェーグ=ルメール→戸崎
□更に調査が必要
ソウルラッシュ=団野ではなく浜中
トロヴァトーレ=ノーザンファーム系主戦がお手馬で埋まっていて横山武
◆今後の予定
6/6(金)…有力馬絞り込み
6/8(日)…最終結論(馬券)
を予定しています。お楽しみにお待ちください。
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