本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
月曜(4/28)は全頭診断パート1(4~5歳)をお伝えしました。まだお読みいただいていない方はコチラ(https://kbar-shonan.com/250428-1/)。
火曜(4/29)は全頭診断パート2(6歳以上)をお伝えしました。まだお読みいただいていない方はコチラ(https://kbar-shonan.com/250429-01/)。
水曜(5/1)は天皇賞春の傾向をお伝えしました。まだお読みいただいていない方はコチラ(https://kbar-shonan.com/250430-1/)。
今日は騎手事情をお伝え致します。最後までお読みいただければ幸いです。
■天皇賞(春)
◆条件
・京都
・芝3200m(外)
・GI
・定量
◆出走予定馬一覧(50音順)

◆結論
走るのは馬でも走らせるのは人…騎手の馬への指示が滅茶苦茶だと走る馬も走らない
◆長距離が強い騎手は…
距離…2500m以上
馬場…JRA全競馬場芝
期間…2022年1月1日~2025年4月30日
制限…騎乗機会4回以上
で抽出した結果は以下の通り

「見えるか?!」って声が多そうなので上位だけズームアップします。

複勝率順に並べてベスト10だけにしました。(9位タイが多いですが…)
1位=レーン騎手…短期免許騎手ではありますが今週から来日します。それにしても5回中4回が馬券対象とは立派です。ヘデントールに騎乗予定です。
2位=ルメール騎手…3年ちょっとで36回は他の騎手と比較しても平均値(約23)より上。その中で3回に2回以上で馬券対象は流石のひと言だが、5/4はアメリカ遠征中で不在
3位=横山和騎手…勝率が若干弱いけど連対率・複勝率は立派。全成績ではここ迄上位ではない。ワープスピードに騎乗予定です。
4位=モレイラ騎手…全項目で上位を確保しているのは流石ですね。先週で短期免許期間が終了しました。今週はアメリカでケンタッキーダービーに日本馬に騎乗予定です。
5位=川田騎手…全体の日本人トップジョッキーですがこの条件では日本人第2位ですね。「長距離は弱い」と思われがちですが、そうでもない…という数字が出ています。但し5/4は京都競馬場にはいますが、天皇賞春には騎乗しません。
6位=戸崎騎手…単勝率は結構下ですが複勝率で6位になりました。が5/4は東京競馬場で騎乗予定です。
という事で 出走予定馬・騎乗予定騎手に全て順位をあててみました。

比較的上位騎手が騎乗しない為なかなか評価は難しいですね。
◆個々の騎乗事情
サンライズアース×池添騎手…厩舎的にも馬主的にも然程強力なラインではない池添騎手、弟の池添厩舎で以前こだわって乗っていたプラダリアも出走しますがこちらへの騎乗となった様ですね。
となると気になるのがそのプラダリアですが…
プラダリア×松山騎手…2022年池添厩舎は坂井・鮫島駿・松山がそれぞれ26回で最多で池添騎手は23回で4位。2023年は池添騎手が32回でトップで2位は27回の松山騎手。2024年は松山騎手と池添騎手が31回でトップで次点が西村騎手で19回なので、どれだけこの2人に期待しているか?!が鮮明となっています。という事で「池添騎手に断られたから…」と言ってマイナス評価は厳禁です。
ヘデントール×レーン騎手…ヘデントールは近2走戸崎騎手が乗って結果を出していますが、今もこの馬の主戦騎手はルメール騎手です。菊花賞はルメール騎手のお手馬が2頭バッティング。当時格上だったしどちらで勝てるか?からルメール騎手がアーバンシックを選んだ関係で戸崎騎手がスポット騎乗となりました。前走ダイアモンドSはルメール騎手がサウジ遠征で乗れなかった為戸崎騎手が継続騎乗となりました。今回ルメール騎手を前記している通りアメリカ遠征の為…ここが問題です。戸崎騎手で良かったと思いますが更にその上を目指してレーン騎手を確保しました。何故レーン騎手が上なのか?!先週クイーンエリザベス2世Sをご覧になりましたか?優勝したタスティエーラに騎乗していたのはこのレーン騎手でした。
タスティエーラ=レーン騎手×馬主キャロットファーム×生産者ノーザンファーム×堀厩舎
ヘデントール=レーン騎手×馬主キャロットファーム×生産者ノーザンファーム×木村厩舎
違うのが厩舎のみ。でもこのどちらの厩舎もノーザンファーム関連厩舎である事を考えたら同等です。またレーン騎手が何故今週から…なのか?!を考えたら「天皇賞春でヘデントールに乗るから」の可能性が高く、それだけ「可能性の高いビジネスチャンス」と考えた…からでしょう。
ハヤテノフクノスケ×岩田望騎手=管理する中村厩舎の主戦騎手はこの岩田望騎手です。
マイネルエンペラー×丹内騎手=前走日経賞を勝った直後の丹内騎手のコメントは(抜粋)「「(初コンビでしたが)乗りやすいと聞いていたので、不安はありませんでした。(中略)今日のようなレースができれば、上でも勝負になると思います。(3200mでも大丈夫ですか?の問いに)次の騎乗依頼をキリンになって(首を長くして)待ちます!」と超前向きで実際乗れる事になりました。丹内騎手の同期はトップジョッキーの川田騎手やソダシ主戦の吉田隼騎手がいますが、丹内騎手はケガ等もあり出世が遅れていました。辞めようと思った時期もあった様ですが踏ん張った結果昨秋よりいよいよ頭角を現してきました。今年も41勝を上げてルメール騎手・川田騎手・坂井騎手・横山武騎手を上回り戸崎騎手の44勝に次ぐ2位です。この馬にとっては鬼に金棒。
ショウナンラプンタ×武豊騎手=前走から乗っていますが、どうやら阪神大賞典&天皇賞春のセット依頼だったみたいですね。その為阪神大賞典では実レースでこの馬の脚を測ったと言われています。武豊騎手が実践で脚を測った…と言えばドゥデュース。皐月賞で2着イクイノックスの後ろから3着入線しキッチリ脚の差を測った後、日本ダービーではイクイノックスの少し前からワンタイミング早いスパートで最後までイクイノックスを抜かせませんでした。タケピューターが全開になると「平成の盾男」「淀は庭」の武豊騎手…無視は危険です。
◆今後の事前予想
明日以降のお届け予定は
5/2(金)…最終結論(枠順発表済)
5/4(日)…am中、買い目
となっています。
お楽しみにお待ちください。
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