本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
5/5(月祝)…全頭診断①https://kbar-shonan.com/250505-1/
5/6(火祝)…全頭診断②https://kbar-shonan.com/250506-1/
5/7(水)…過去の傾向https://kbar-shonan.com/250507-1/
をお伝えしました。今日は
5/8(木)……騎手事情
をお伝えして参ります。ある程度の方向性が見えて参りました。
■NHKマイルC
◆条件
・東京
・芝1600m
・GI
・定量
◆出走予定馬一覧(想定人気順)

◆結論
若い騎手が短距離重賞で「初〇〇」を達成しがちだが…
上位人気に陰り無し、課題があるのは若手騎手
アドマイヤズーム×川田
イミグラントソング×ルメール
マジックサンズ×武豊
感触がいいのに人気になっていない「配当妙味」は
サトノカルナバル×レーン
マピュース×田辺
◆騎手の事情
アドマイヤズーム×川田…[S]
一流ジョッキーがデビュー前から調教に騎乗する馬は限られている。この馬は川田がデビュー前から調教に乗っていた馬。朝日杯FSもこのコンビで勝っているが、賞金面で除外になる可能性もあったが川田は確実に出走出来る馬ではなくこの馬にこだわった。
イミグラントソング×ルメール…[A]
前々走、石川裕が1勝クラスの一般レース(東京マイル)で1番人気だったが3着。その教訓を胸に挑んだNZトロフィー(中山マイル)で見事リベンジした。その時のコメントで「前回迷惑をかけたので勝ててよかった。中山は本当に合っている。」との事。この事から、石川裕は言葉にはしなかったが「東京だと不安な部分がある」となる。そのリカバリーか?!ルメールを配置し鞍上強化を図った陣営。これが吉と出るか?!凶と出るか?!
ランスオブカオス×吉村…[B]
デビュー以来キャリア4戦すべてこのコンビ。ただレース後のインタビューで「1600mがギリギリ」的な話をしてきた吉村。よく言われる「府中は直線の坂も長く距離は+50~80mくらい」だとすると最後が甘くなる。それ以前の課題として、吉村の騎乗回数は2024年=568回、2025年=278回…合計846回だが、実は東京競馬場未経験。G1故に「減量」も無し。
マジックサンズ×武豊…[A]
須貝厩舎は2頭出し。この馬はデビュー以来一貫して佐々木が乗ってきた。そしてもう1頭アルテヴェローチェはデビュー戦・G1朝日杯FSでは武豊で、2走目のサウジRCが武豊が凱旋門で留守にしていた代打で佐々木が乗った。要は武豊の”お手馬”だった。
それが今回は見事に逆になった。この謎解きが大切。武豊は…須貝厩舎は2024年の騎乗回数は8位タイの15回(3-2-1-9)。ただ単勝回収率は10回以上乗った厩舎の中ではナンバーワンの137%。それを考えたら選択肢は武豊にあった…と考える。
アルテヴェローチェ×佐々木…[B]
2023年佐々木騎手が最も多く乗った厩舎は菊川厩舎で44回、その年須貝厩舎は4回で1-0-1-2だった。ところが2024年になると2位堀厩舎の45回を遥かに超えて須貝厩舎はダントツの76回で1位だった。今年も2位菊川厩舎(15回)3位堀厩舎(14位)を抑えて須貝厩舎は22回でトップ。裏返して須貝厩舎は今年最も多く騎乗依頼しているのは…やはり佐々木で22回(2-1-5-14)、2位は川田で18回(0-6-3-9)だ。どれだけホットラインか?!が良くわかる。今回は「武豊が選ばなかった」のか?!「須貝調教師が佐々木を選択した」のか?!判断が難しいが、マジックサンズで書いた通り前者とみた。
サトノカルナバル×レーン…[A]
管理する堀厩舎は「勝負の時は外国人騎手」が定番。今回は昨年新馬戦でも騎乗して勝っているレーンが先週から来日。ドンピシャ…というか来日前から予約済だったのだろう。馬主は個人だがノーザンファーム関連馬。先週の天皇賞春ヘデントールと一緒だ。昨秋2歳時点でブリーダースCにも挑戦させた位「厩舎の期待」は大きい。
想定ではあるが1~6番人気の騎手事情は以上の通り。
マスター注目の1頭9番人気想定のマピュースは
マピュース×田辺…[A]
デビュー以来一貫して田辺。という事はもう知り尽くしていると言っていい。牝馬にとってこれは大きい。それと前々走は東京マイル、前走は阪神マイル。ともに勝ったのはエンプロイダリー。着差は東京マイルが0.4秒差。阪神マイルは0.9秒差。馬なのか?!騎手なのか?!現時点でこのコンビにとっては「東京マイルの方が合っている」と言えると思う。エンプロイダリーがここに出走していたら何番人気だろう。恐らく1~3番人気。そこから0.4秒差。それで9番人気。これを「配当妙味」と言う。
◆東京芝マイル…ジョッキーランキング
2023年から先週までの約2年半で、騎乗回数10回以上の騎手…という条件下でランキングしてみました。
どっかの煽り系サイトみたいにそのサイトにとって都合のいいデータを集めた訳ではありません。あくまでフラットに集計しました。
ランキングは…勝率・連対率・複勝率をそれぞれランキングしてその順位を合計して小さい順にランキングしています。

「小さい!」・・・はいはい、失礼しました。上位20位までをアップにします。

ルメールは騎乗回数自体も第2位と沢山乗った上で全てのランキングでベスト3に入っている素晴らしい成績です。レーンは短期免許なので騎乗回数は少ないですが、こちらも全てベスト3です。
外国人以外で言うと、川田は関西所属騎手なのに立派ですね。
(戸崎騎乗予定は除外になったので…)
ランキング的に日本人2位は松山ですが川田と比較すると流石に数字的には若干落ちてしまいます。
3位には全条件だともっと全然下位なのにこの条件なら…田辺です。得意と言っていいでしょう。
この条件で16位…武豊は未勝利なんですね、意外。
◆纏め
アドマイヤズーム×川田…[S]
イミグラントソング×ルメール…[A]
マジックサンズ×武豊…[A]※
サトノカルナバル×レーン…[A]
マピュース×田辺…[A]
◆今後の事前予想
明日以降のお届け予定は
5/9(金)……最終結論
5/11(日) …買い目
となっています。
お楽しみにお待ちください。
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