本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
週末ヴィクトリアマイルCの予想をしましょう。
昨日(5/13)は《全頭診断》をしました。
今日(5/14)は《レース概要》についてお伝えして参ります。
最後までお読みいただければ幸いです。
■ヴィクトリアマイルC
◆条件
・東京
・芝1600m
・古馬牝馬限定GI
・定量
◆出走予定馬一覧(優先出走順)

◆結論
牝馬G1が春にはここしかない為
・短距離から中距離まで様々なステップレース
・先週のNHKマイルCとは異なり遅めの前半から終い3F勝負
・前走好走がフロックと思われた馬の本番での再好走
◆レース概要
◇配当
単勝…[最低]2021年=130円、[最高]2024年=20,860円
馬連…[最低]2020年=750円、[最高]2024年=93,690円
3連複…[最低]2023年=1,720円、[最高]2015年=2,860,480円
3連単…[最低]2020年=7,340円、[最高]2015年=20,705,810円
馬連と3連複万馬券は10年で3回と普通です。無理な穴狙いは厳禁です。
が、3連単10万馬券は10年で4回と爆発力を秘めています。
◇厩舎東西
関東馬=4-4-4-47
関西馬=6-6-6-95
ほぼ互角=不問
◇馬齢
4歳=3-5-4-60
5歳=4-3-5-56
6歳=2-2-1-23
7歳~=1-0-0-3
◇枠番

同じ舞台のNHKマイルCとは真逆の内中有利ですね。但し、1枠馬は勝ち馬・連対馬が出ていない点に注意したいですね。
◇脚質
逃げ=0-0-1-9
先行=2-4-3-28
差し=8-5-5-60
追込=0-1-1-45
東京の割に追込が利いていない。ただ、4角10番手くらいからなら十分に届く。
◇人気

配当の割に伏兵サイドの活躍が目立つ。本命サイドはかなりヤバい状況。その分大穴レベルの2~3着が目立つ。
◇種牡馬
10年の勝ち馬は8頭の種牡馬とバラバラだが、サンデーサイレンス系という言い方をすると6頭と纏まる。他はノーザンダンサー系2頭、ミスプロ系・ロベルト系が各1頭となる。
◇前走格
G1=4-1-3-22
G2=4-3-6-67
G3=1-6-1-38
外G=1-0-0-4
重賞計=10-10-10-131
という事でOP戦や条件戦からの馬券対象はゼロ
0-0-0-11
という事で<前走>に関してはもっと深掘りをする必要があるので、別に項目を作りました。
◆前走を詳細分析
表示の仕方を少し工夫してみました。
過去10年の1着馬

過去10年の2着馬

過去10年の3着馬

◇前走距離
同距離:5-7-5-68
距離延長:2-0-2-27
距離短縮:3-3-3-47
率的には、同距離>距離短縮>距離延長の順になる。
この同距離を調べると面白い事に気づく。あくまで偶然かもしれませんが…
全17頭。前走が阪神牝馬Sだった馬は12頭で残りは5頭。ダートマイルだったソダシを除くと4頭。京都牝馬S・ダービー卿CT・東京新聞杯・マイルCS各1頭だが、実はこの4頭、全て本番で2着だった。
距離短縮組は、大阪杯(G2時代を含む)組=3頭、中山牝馬S=3頭、福島牝馬S=2頭、有馬記念=1頭…でした。全て1周レース(有馬は1.5周)でワンターンの東京マイルとは異なるレースですが通用しています。
距離延長組は、高松宮記念組=3頭、(サウジ)ターフスプリント=1頭です。今年はレース番組の見直しで愛知杯が組まれていますので注意が必要です。
◇前走人気
1番人気…3-4-3-20
2番人気…1-2-1-15
3番人気…2-1-0-17
4番人気…1-0-2-20
5番人気…1-0-0-12
6~9番人気…1-3-2-36
10番人気以下…0-0-2-18
不明(海外)…1-0-0-0
前走が1番人気で今回も馬券対象になった10頭中9頭に共通するのは「負けていた」点。例外(前走1番人気1着で今回も馬券対象になった)馬は昨年3着のマスクトディーヴァだけ。
前走が2番人気で今回も馬券対象になった4頭のうち、前走G1だった2頭は3着4着と掲示板を確保したものの人気以下の着順だったのに対して、阪神牝馬Sだった2頭は1着・2着と連対を確保した。
◇前走着順
1着…0-3-1-33
2着…1-3-3-23
3着…1-2-2-9
4着…1-1-0-5
5着…1-0-2-8
6~9着…4-1-1-34
10着以下…2-0-1-30
前走が1着だった馬がなんとゼロ勝。つまり優勝候補は前走で1着ではない事が条件…となります。これは過去10年だけでなく昨年から16年もさかのぼる、言わば「鉄則」です。昨年(正統ステップレース)阪神牝馬Sを勝った1番人気のマスクトディーヴァも3着でした。もし今年もこれが継承されるとすると…1番人気予定のアスコリピチェーノや穴人気になりそうな金鯱賞・阪神牝馬・中山牝馬・福島牝馬・愛知杯で勝ったクイーンズウォーク・サフィラ・シランケド・アドマイヤマツリ・ワイドラトゥール等は…2-3着はあるかもしれないが…という事になります。
それに比べて2着馬は立派です。15年・20年・24年以外の7年で馬券圏内にきています。ではどんなレースで2着だったのでしょう。阪神牝馬S組が4頭で後は大阪杯・東京新聞杯・ダービー卿CTとそれぞれです。阪神牝馬S2着だったアルジーヌは注意が必要そうですね。
3着も2着だった馬ほどではありませんが、10年で5年で5回馬券圏内に来ています。ソダシが2年連続できていますが、前走はマイルCSとフェブラリーSと異なります。それ以外の3回のうち2回が阪神牝馬Sでした。
◇前走が阪神牝馬Sだった馬は…
10年間30頭の馬券圏内馬の前走は様々ですがもっとも多いのは阪神牝馬Sで12頭。当日の人気は1~14番人気までバラバラ。馬齢も4~7歳でバラバラ。では前走時の共通点はないのか?!…人気は1~11番人気でバラバラ。着順は1~9着で一応「1桁着順」だった。また着差は-0.2~0.8秒と全馬1.0秒以内に納まっている。これを今年の馬で見てみると着差はOKだが着順でヒルノローザンヌとスウィープフィートがアウトになり、サフィラ・アルジーヌ・ボンドガール・ビヨンドザヴァレー・ソーダズリング・タガノエルピーダ・ドゥアイズが合格という事になる。
◆2桁人気で3着した馬に共通点はないのか?!
いろいろ傾向を見てきましたがこれといった方向性は見られませんでしたので、着眼点を変えて「どんな馬が人気薄で突っ込んできたのか?!」を確認しておきましょう。
過去10年で2桁人気で3着以内したのは6頭で1着1回、2着3回、3着2回…となっています。それらの馬の前走は阪神牝馬S・福島牝馬Sが各2頭、中山牝馬S・京都牝馬Sが各1頭となります。
この6頭に共通するポイントは全馬「人気よりも着順がいい」という事。しかも19年11番人気単勝30.8倍で3着したクロコスミアが前走阪神牝馬Sで6番人気5着だったのがもっとも小さい差で9番人気や7番人気で1着だった馬、14番人気で5着だった馬等人気よりも大きく好走したのにここでは「あの時はフロックだったんだろ」と思われた馬が好走しています。
◆纏め
・前走1着だった馬が今回も1着・・・は厳しい
・前走阪神牝馬Sは1桁着順で1.0秒以内なら全馬対象
・2桁人気の馬で前走人気以上に走った(着順)馬は要注意
◆今後の事前予想
5/15(木)…騎手事情
5/16(金)…有力馬絞り込み
5/18(日)…最終結論(馬券)
となっています。
お楽しみにお待ちください。
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