本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
昨日から始まりました「オークスの事前予想」です。
一昨日(5/20)は<全頭診断>https://kbar-shonan.com/250520-1/
昨日(5/21)jは<レースの特徴>https://kbar-shonan.com/250521-1/
をお伝えしました。
今日は
5/22(木)…騎手事情
になります。
■オークス
◆条件
・東京
・芝2400m
・3歳牝馬限定GI
・定量
◆出走馬枠順

◆結論
ルメール騎手=⑨エンブロイダリー
レーン騎手=⑫ブラウンラチェット
戸崎圭騎手=①アルマヴェローチェ
◆騎手事情
◇東京芝2400mの騎乗成績
期間=2022年~2025年
コース=東京芝2400m
クラス=全
足切=7回以上(せめて半年に1回は乗ってくれ)
順位付=単勝率・連対率・複勝率を計算した上で順位付けし、それに独自の係数をかけて合計し、更にそれを順位付けした結果です。
尚、このデータは今週のオークスだけでなく来週の日本ダービーにも使用可能です。

ルメール騎手、順位としてはただの1位ですがこれは圧倒的な1位です。勝鞍数1つとっても2位が7勝でしかないのに、ルメールは32勝です。単勝率・連対率・複勝率でも圧倒的です。彼は日本のトップジョッキーですから当然良い馬が集まるのですがそれにしてもこれではあまりにも他の人はノーチャンスです。
◇出走馬の鞍上(乗り代わり)
乗り代わりについてみていきたいと思います。
馬柱に前走の鞍上を加えました。

まず最初にビックリしたのは「川田騎手がいない」です。日本人トップジョッキーがいないのですから事件です。
川田騎手が前走騎乗した③パラディレーヌですが、元々は岩田望騎手のお手馬でした。でも岩田望騎手は牝馬クラシック戦線にはアルマヴェローチェがいる為桜花賞の3週間前のフラワーCは川田騎手で挑みました。1番人気でしたが2着を確保し賞金加算しましたが、間隔が詰まっている事もあって桜花賞を回避しオークス1本に絞りました。川田騎手は桜花賞にフィリーズR3着で出走権を得たボンヌソワレで出走しました。13番人気で12着だった為オークスへは駒を進めず、川田騎手は空きました。
ただ馬主は岡田牧雄氏。実兄岡田繁幸氏はラフィアンの代表。ここの馬を自分の騎乗成績が上がらない時期も、陰日向なくローカルでも一生懸命ラフィアンの馬に調教をつけていた丹内騎手に今回お鉢がまわってきました。
これにより川田騎手は騎乗馬が無くなり、日曜は京都で騎乗する事になった。関西の有力騎手も多く東京に向かう中京都に残る日本人トップジョッキー。出走させる馬主は「是非ウチの馬に!」となるのは必然。その中から勝てそうな馬を選ぶ。恐らく勝ち星量産は間違いない。逆らう事なく全部買うくらいでいい。
さてオークスに話を戻そう。
その岩田望騎手はもう1頭前走騎乗した馬がいる。④アイサンサンだ。なかなか騎手が決まらなかったが北村宏騎手に納まった。これは特にどうこうではない。
次に前走2頭に乗っていたのは幸騎手。⑥ビップデイジーと⑧サンデーサンライズから⑥ビップデイジーを選択。新馬からずっと乗っていて阪神JFでは2着している。前走桜花賞は11着だったがそのリベンジに燃えているだろう。一方⑧サンデーサンライズはその前吉村誠騎手が乗っていたがここは東京競馬場。先々週もお話ししたが吉村誠騎手は東京競馬場での騎乗実績がほぼない。という事で田辺騎手に依頼がいった…という事なのだろう。
最後は戸崎圭騎手。⑦レーゼドラマと⑱エリカエクスプレス。桜花賞で5着した⑱エリカエクスプレスを選択した格好。初戦こそルメール騎手だったが2戦目からは戸崎圭騎手。もう誰にも渡したくない…雰囲気が漂う。⑦レーゼドラマは社台RHの馬なので乗り手は沢山いる。桜花賞にルメールはインド出張で乗っていないが、今年からルメールは社台RHと距離を置いている。そこで坂井騎手をチョイス。この舞台だけを考えたら横山武も菅原明も三浦もいただろうが、ここは次世代の日本のトップジョッキーに…という事なのだろう。
③パラディレーヌ以外で単純乗り代わりは⑨エンブロイダリーのモレイラ→ルメール、⑫ブラウンラチェットの横山武→レーン、⑰ケリフレッドアスクの西塚→ディーの3頭。
⑨エンブロイダリーはモレイラの短期免許期間は予めわかっていたし、デビュー戦=昨年のモレイラ、そこから全部ルメール…桜花賞はルメール不在でモレイラなのだから、ルメールに戻るのは自然。
そこで面白いのは⑫ブラウンラチェット。この馬はデビュー戦もルメール…からの全部ルメール。桜花賞は不在だったので横山武。ならここでルメールに戻る手もあったはず。エンブロイダリーはシルクでブラウンラチェットはサンデーRと同じノーザンファーム系。ルメールは桜花賞の成績からエンブロイダリーを選択したのだろう。なら準ルメールのレーンが乗るこの馬を2番手評価出来る。世間は「①アルマヴェローチェと⑨エンブロイダリーの2強対決」と煽るのかもしれないが、当方はこれに⑫ブラウンラチェットを加えた「3強対決」だと思っている。
◇出走馬の鞍上(継続騎乗)
上記した①アルマヴェローチェ=岩田望騎手、⑥ビップデイジー=幸騎手、⑱エリカエクスプレス=戸崎騎手は2択から選んだ継続騎乗です。
それ以外②レーヴドロペラ=大野騎手、⑤リンクスティップ=Mデムーロ騎手、⑩タイセイプリンセス=石橋脩騎手、⑬タガノアビー=藤岡祐騎手、⑭サヴォンリンナ=北村友騎手、⑮カムニャック=シュタルケ騎手、⑯ゴーソーファー=津村騎手は順当に継続騎乗です。
◆纏め
選択権のあったルメール騎手が選んだ⑨エンブロイダリーは有力ですね。身体は1つしかないので、もう1頭の⑫ブラウンラチェットもレーン騎手への乗り代わりなのでルメールが選ばなかった…からと言って買う対象として残した方が賢明です。
こだわった継続騎乗からは①アルマヴェローチェが最も脈ありなのですが、買っても2~3着扱いです。というのはこの①は1947年以降勝てていない。
◆今後の事前予想
5/23(金)…有力馬絞り込み
5/25(日)…最終結論(馬券)
となっています。
お楽しみにお待ちください。
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