本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
今日は雨ですが、明日以降レースまで雨予報はありません。Cコース使用です。先週の開催で
多少掘れてはいると思いますが、(天気予報が変わらない限り)良馬場想定で予想を進めます。
■安田記念
◆条件
・東京
・芝1600m
・GI
・定量
◆出走馬(50音順)
ウインマーベル
ウォーターリヒト
エコロヴァルツ
オニャンコポン
ガイアフォース
グラティアス
サクラトゥジュール
シックスペンス
ジャンタルマンタル
シャンパンカラー
ジュンブロッサム
ソウルラッシュ
ダディーズビビッド
トロヴァトーレ
ブレイディヴェーグ
ホウオウリアリティ
マッドクール
レッドモンレーヴ
ロングラン
◆結論
3強に挑む1牝という構図
ソウルラッシュ[A+]
ジャンタルマンタル[A+]
シックスペンス[A+]
ブレイディヴェーグ[A]
でも人気馬だけでは終わらない安田記念…
これからは穴馬探し
◆紹介
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S=G1戦線で好走の実績が次のG1でも必ず勝ち負けになり勝つ可能性が十分にある馬
A=G1で掲示板を確保する可能性の高い馬
B=馬に特徴がありその特徴がいい方にハマれば好走の可能性がある馬
C=勝ち負けにはほど遠くなんとかペースについていける馬
※…Sは最近ならアーモンドアイ・イクイノックスなど、現役ならフォーエバーヤング級なのでめったにはいない
※…それぞれの間は下位に+を加えて表示(例えばAとBの間ならB+)
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・ウインマーベル[B+]
前走サウジのターフスプリントで5番人気ながらアスコリピチェーノのアタマ差2着した。そのアスコリピチェーノは次走国内G1ヴィクトリアマイルCを優勝した事でこの馬の株は上がる。短距離を中心に使われてきたが昨秋のマイルCSで10番人気ながら3着しているので(東京との馬場差はあるものの)ある程度距離はクリアしていると思っていい。
・ウォーターリヒト[B]
3歳春までは1-1-3-4とG1を2走したが16着・8着と箸にも棒にも掛からなかった。が休養明けの昨秋から馬が変わった様に3勝クラス→OP-L→G3→G3で1着→1着→2着→1着と勝ち切る競馬が出来る様になった。「上がり馬」という勢いならこの馬か?!
・エコロヴァルツ[B+]
朝日FSを2着したがクラシック三冠では7着-8着-9着と好走は出来なかった。ただここ2戦はスーパーG2中山記念=2着した後G1大阪杯で0.3秒差4着と掲示板に載った。「距離が…」と思われるかもしれないが、その2走が1’44.8→1’56.5と高速決着に対応しているので東京マイルなら問題はない。近走良くなったのはミルコ・デムーロと馬が合う…と考えるのが最もスムーズ。
・オニャンコポン[C]
22年1月に3歳重賞勝ちしたものの23年以降OP(含L)戦10走+G3-3走=13走して0-2-0-11(2着はOP・OP-L)で好走の見込みは薄い。
・ガイアフォース[B]
毛色からBMS側の血量が多いか?!母父クロフネはNHKマイルCとJCダートの二刀流だった。この馬も23年・24年のこの安田記念を4着しながら24年のフェブラリーSで2着した。ただ近3走は以前の様な力強い走りが出来ていない。そういうところまで3歳で引退した母父と同じ早熟系なのか?!
・グラティアス[C]
2020年に新馬勝ちから2連勝した後30戦して未勝利。それも2020~2023年=2-2-4-13なのに対して2024~2025年=0-1-0-10と劣化している。ところがここ前走はG2マイラーズCで5着とは言え0.6秒差で走れている。前記から[C]評価としたが[B]に近いのかもしれない。
・サクラトゥジュール[C]
近6走連続してG3に出走して2-0-0-4。その2勝は7番人気と6番人気。ともに1番人気は掲示板すら確保できないジャイアントキラー。目を離すと何をしでかすかわからないが、流石にG1では敷居が高いだろう。
・シックスペンス[A+]
トータル5-0-0-2、その2敗はG1の日本ダービーと大阪杯。つまりG2以下なら5戦パーフェクト。2400mの日本ダービーは1.0秒差、2000mの大阪杯は0.4秒差。こんな見方は出来ないか?!「距離が短くなった分だけ勝ち馬に近くなる」これは母からくるものなのかもしれない。母はアメリカのダート1000~1600mで活躍した快速馬。一般レースだが1000mでは2着に7馬身以上の差をつけて優勝した。父キズナとのバランスから1600~2000mがベストだろう。実際に毎日王冠・中山記念と、ともにの1800mでありながら馬場の違う2つスーパーG2を快勝している。今回間違えなく勝ち負けになるだろう。
・ジャンタルマンタル[A+]
トータル4-1-1-1だが国内に限れば4-1-1-0。父パリスマリスの現時点では代表産駒。マイルG1(朝日FS・NHKマイルC)を2勝している。前走は昨年末の香港マイルで2番人気も14頭立ての13着。勝ち馬ともザックリだが13馬身ほど離された。これは普段490kg前後で出走している同馬が香港では503kgだった。それから約5ヶ月なら「海外帰り初戦」の不安は不要だろう。強い4歳世代…も含めて好勝負になる。
・シャンパンカラー[B]
トータル3-1-0-8で23年のNHKマイルC馬。だが、それを勝った後3歳ながら安田記念に挑戦して14着、その後16着→17着→11着→12着→7着→6着と7戦連続凡走。「前走6着じゃん」と言いたいが7頭立て。マイルG1勝ちという実績から心苦しいが、出口の見えない凡走続きでは[B]とさせていただいた。
・ジュンブロッサム[B+]
トータル5-7-1-9で最高実績はG2富士S優勝だが、この馬を語るのはここではなく人気。22戦で人気は14-3-0-5と超人気先行型。4番人気以下だった5回の内4回は成績も4着以下。但し、残る1回が前記G2富士Sだったからタチが悪い。舞台は今回と同じ東京芝マイル。負かした馬はここでも有力視されているソウルラッシュ(2着)やマイルG1馬セリフォス(4着)。かなり尖った[B+]と言えそうだ。
・ソウルラッシュ[A+]
この距離は「早熟系」が多いがこの馬は逆で加齢に伴い成績はグングン上昇中でトータル9-4-3-9。今回で26戦目になるので前13戦と後12戦で分けてみよう。5-1-0-7に対して4-3-3-2。しかも前半は条件戦9戦+重賞4戦なのに対して後半は12戦全てが重賞というのだから、これぞ正に「尻上がり」。前走はいよいよ芝10ハロンでアジアNo.1のあのロマンチックウォリアーに勝ったのだから恐れ入る。課題は「帰国初戦」だけ。
・ダディーズビビッド[B]
前々走まで4-5-3-18だったが、4勝目は22年10月で23年24年と1勝も出来ずに12連敗中だった。オワコン化していた様に見えたこの馬だったが前走六甲Sは12頭立9番人気だったが最後の3Fで出走馬最速の33.4秒の末脚を披露し優勝した。2番手を走っていた馬が4着している為極端に差し馬に有利な展開という訳でもなかった事を考えるとテン乗りだった池添騎手と「よっぽど手が合った」という事なのだろう。継続騎乗となる見込みの為一定の警戒は必要かと…。
・トロヴァトーレ[B]
これまでの全10戦で6-2-0-2。負けた2戦は2000mの弥生賞と2400mの青葉賞。2000m戦でデビューしているレイデオロ産駒なのでクラシックを目指すのは当然だが、青葉賞に負けた時点で目標をマイル系にシフトしたのが大正解。4-2-0-0と連対パーフェクト。前々走OP-Lから前走G3を連勝して勢いに乗っている。今回の課題は前走モレイラを含めて10戦中9戦が外国人騎手(含ルメール)なのに対して今回は横山武。近6走必ず出走馬中3位以内の末脚を横山武が同様に引き出せるか?!がポイントになりそうだ。
・ブレイディヴェーグ[A]
24年府中牝馬Sまで23年のエリザベス女王杯勝ちを含めて、デビューから6戦4勝2着2回とパーフェクトな競争成績を歩んできたが、直後のマイルCSから3連敗している。その内2戦を勝ったのがソウルラッシュなので、そこに何か関連性があるのか?!が気になる。全9戦中7戦がルメールだったが今回は戸崎圭。過去に何度もお話ししてますが、ルメール→戸崎圭の乗り代わった瞬間の競走成績は面白いくらい「イイ」のである一定の前進は期待出来る。
・ホウオウリアリティ[C]
この馬の特徴はキャリアの豊富さ。なんと全38戦。結果は4-3-4-27。最終勝鞍は23年10月の3勝クラス戦。ただそこからオープンクラスを10戦(内5戦は重賞)で5着2回、6着2回、8着1回、2桁着順5回。良い点を見つけようとしたら…重賞5戦で過去4戦は1秒以上離されて負けていたが前走マイラーズCは0.6秒差と初めて1秒以内に食い込んだ。
・マッドクール[A]
この馬もG1馬。だが距離は1200m高松宮記念で、今回のマイルはデビュー戦以来の16戦ぶり。その間基本1200mで稀に1400mという使われ方。これまでのトータルは6-2-3-5だが、22年~23年は5-1-3-2なのに対して24年~25年は1-1-0-3。確かに22~23年は全11走中オープン戦は5戦のみ。ではオープンクラスの成績を見てみよう。2-2-1-5。しかし近4走に絞ると11着→12着→2着→6着と息切れ気味。そこで父ダークエンジェルの成績を見て腑に落ちた。ダークエンジェルは2歳戦でG1を優勝して引退している。事情はわからないが3歳以降走っていない。かなりの早熟なのかもしれない。G1勝ちはあっても未知数のマイルである点と早熟かもしれない近走の凡走を考えると、一応[A]にはしたが現時点では「相手に抑えるか?」程度でいいと考えている。
・レッドモンレーヴ[B]
23年1月に条件戦を卒業し、その2走後の京王杯SCに勝ったところまでは素晴らしい成績だった(=5-2-0-2)。その次走が23年安田記念。6着は健闘したと思うが、そこから2年11戦(23年安田記念を含めて)して0-2-1-8と狂った歯車が戻らない。前走(京王杯SC)はディー騎手が上がり最速で0.6秒差4着に食い込み、今回もディー騎手が騎乗する。思い切ったレースをして、展開が向けば…一発が「絶対ないとは言わない」
・ロングラン[C+]
通算成績7-1-1-17。OP・OP-L・G3で凡走したと思ったら突然走ったりする。前々走G3→前走G2を連勝した。G3の小倉大賞典は相手に恵まれた感は無きにしも非ずなのだがG2マイラーズCはそれなりのメンバーだった。ここにきて本格化?!と考える人もいるかもしれないが、この馬キャリア26戦中東京競馬場は2戦のみで10着・14着。希望と不安のどちらが大きいのか?!しっかり考えたい。
◆纏め
G1馬5頭からはこの3頭
ソウルラッシュ[A+]
ジャンタルマンタル[A+]
ブレイディヴェーグ[A]
G1馬以外馬だが上記3頭に切り込めるのは
シックスペンス[A+]
トロヴァトーレ[B]
エコロヴァルツ[B+]
◆今後の予定
6/4(水)…特徴・傾向
6/5(木)…騎手事情
6/6(金)…有力馬絞り込み
6/8(日)…最終結論(馬券)
を予定しています。お楽しみにお待ちください。
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