【完全無料の競馬(事前)予想】天皇賞(秋)-G1(11/2)…25年10月28日

本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
昨日の菊花賞…ルメールの騎乗は見事でしたね。出遅れ癖のあるエネルジコを綺麗にゲートから出し無理に前には出ずむしろ距離ロスを防ぐ為に内ラチから2列目の14番手を確保して1周目直線を迎えた。川田も川田。長距離に良績が無い彼はそれを素直に認めて「ルメールのすぐ後ろ」でルメールに導いてもらう作戦を選択。これが功を奏した。向う正面に入ってペースがまだ上がらないところで武豊のマイユニバースとルメールのエネルジコが一緒に上がっていく。少し遅れて川田も上がっていく。3角登坂でドンドンペースは上がっていく。降坂から4角、この3頭は縦に並んだままドンドンスピードし、最後の直線入口でマイユニバースのスピードアップは停止。その脇をエネルジコが追い抜いていく。既にエネルジコは先頭から3頭目まで進出。その3馬身後ろに川田エリキング。ここからは最後の瞬発力勝負となったが、最後まで前にいたエネルジコはエリキングを抜かせなかった。立派だったのは前にいった馬が総崩れする中4-5-2-1で通過し3着に粘ったエキサイトバイオ。この馬のおかげで3連複を取れなかったがここ迄頑張られては致し方ない。ガミという結果にはなったが馬連的中を素直に喜びたいと思う。
さて今週は八大競走の連続、菊花賞からの天皇賞(秋)。2週続けて京都だったGIも舞台を東京に移して中距離王決定戦。1ヶ月後にもジャパンカップがあるがあちらは2400m。パワーと瞬発力勝負になるのに対してこの天皇賞(秋)はスピードと瞬発力が問われるレース。春の安田記念から3歳馬の古馬対戦は始まっているが、成長曲線によりこの秋天から互角に戦える様になる。秋古馬三冠と言われる秋天・JC・有馬…「3歳馬」対「古馬」の初戦だ。しっかり予想して、週末を迎えよう。
予想は今日から金曜まで毎日お送り致します。
10/28…出走馬紹介
10/29…レース傾向
10/30…追切・血統
10/31…枠順発表
11/2…騎手事情を含めて最終結論

■天皇賞(秋)

◆条件
・東京
・芝2000m
・G1
・定量
・15:40(11/2)

◆注目馬
タスティエーラ
ミュージアムマイル
ロードデルレイ
マスカレードボール

◆予想(出走馬紹介)

出走予定馬は15頭。その内GI馬は約半数の7頭。以外の8頭も相当に優秀なキャリアを積んできている。その実績を一緒に見ていきましょう。
〖GI-優勝馬〗
2023年
ソールオリエンス(皐月賞)…そこから日本ダービー2着・菊花賞3着と世代トップクラスだった。翌24年の宝塚記念でも2着したが秋天から5戦(GI4戦+GII1戦)で7着→14着→5着→10着→6着と「全く歯が立たない」という訳ではないが「際どい勝負」にはなってない。
タスティエーラ(日本ダービー)…皐月賞で上記ソールオリエンスの2着も日本ダービーでリベンジ。菊花賞も2着で先着で世代トップクラスの1頭。24年春にスランプに陥ったが秋には天皇賞(秋)2着→香港C3着→QE2世C1着と、ロマンチックウォリアー不在とはいえ、キッチリGIで好走している。2000~2400mのスペシャリストとしてトップクラスを維持している。
ジャスティンパレス(天皇賞-春)…キャリア21戦中10戦目で春天を勝ったのが4歳春。直後の宝塚記念3着→秋天2着と好成績を収めたが問題はそこから…。2024年に入ると全て国内外GIなのだが4→10→4→5→5→6→6→3着と大敗は少ないが、ソールオリエンス同様「際どい勝負」にはなっていない。前走の宝塚記念3着も着差は0.5秒。3歳の突き上げもある今回は少々厳しいかもしれない。
ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯)…3歳でローズS2着で秋華賞出走権を得るも「秋華賞で牝馬三冠を決めるリバティアイランド」がいた為、ノーザンファームの使い分けで秋華賞には出走せずにエリザベス女王杯に挑戦し優勝した。その後脚元に不安が出た為1年ほど休んだ。その後の使われ方が大いに疑問。復帰初戦が府中牝馬S1800mだった事を皮切りにマイル→マイル→1800m→マイルとマイルを中心に使われ4→4→7→4着と結果が出ない。鞍上がルメール・戸崎だから問題はない。馬の問題。そして前走は久々に2000mだがG3新潟記念。そこでは更に悪い6着という結果。3歳・古馬の精鋭が集まる秋天となると今のこの馬には家賃が高いと言わざるを得ない状況だ。
2024年
アーバンシック(菊花賞)…その素質はデビュー前から噂されていた。3戦目の重賞2着で賞金加算をして皐月賞・ダービーへ挑戦したが4着11着と結果が出なかった。ひと夏超えてパワーアップし前哨戦セントライト記念を勝ちその勢いで菊花賞も制した。ただその後3戦はG1=6着→G2=3着→G3=14着と冴えない。去年のこの時期にG1を勝っているのでいつ走ってもおかしくないものの昨今のパッとしない状況と「5走継続騎乗していたルメールが手放す」状況を考えると買いづらいですね。
2025年
ミュージアムマイル(皐月賞)…鞍上がスーパージョッキーモレイラとはいえ皐月賞は見事な末脚で差し切った。レーンで挑んだダービーは6着と(恐らく)「距離の壁」に泣いた。セントライト記念は2200mとやや長かったものの相手弱化で勝ち切った。今回はベスト距離の2000m。3歳という事で斤量2kg減で一流古馬とも十分闘える。鞍上がスーパージョッキーの1人クリスチャン・デムーロに変わるのも頼もしい。
メイショウタバル(宝塚記念)…それまでは毎日杯・神戸新聞杯は勝つものの本番皐月賞・ダービー・菊花賞は17着→取消→16着と参加賞だけでした。父がステイゴールド系という事もあり非根幹距離の宝塚記念は得意距離。ドバイからコンビを組んだ武豊が見事逃げ切った。今回は根幹距離だが、同型馬がいない点と「直線が長いから差し追込が利き易い」というバイアスがかかる点でマークが薄くなる様であれば再度逃げ切る。。。なんてシーンがあるかもしれない。
〖GI-2着馬〗※但し2歳戦を除く
2024年
コスモキュランダ(皐月賞)…トライアル弥生賞を勝って挑んだ皐月賞でモレイラを乗せてジャスティンッミラノの2着となった。しかしその後6戦してG2-3着を1回が精一杯で0-0-1-5。早熟系の多いビッグレッドファームらしいと言えばそうだが、今回は中山巧者津村を背にしていざ。。。
2025年
ロードデルレイ(大阪杯)…G1は大阪杯が初出走だった。それ迄6-2-0-1、唯一の馬券外も神戸新聞杯で0.1秒差4着。この勢いよく大阪杯でも2着し能力の高さを披露した。23年も24年も夏場は休むこの馬にとって6月中旬に行われた宝塚記念は完全に「暑かった」ので3番人気も1.2秒差8着もやむを得ない。涼しくなって「冬の足音」が聞こえ始めた11/2のこの秋天は正にベストシーズン。秋天に相性のいいキンカメ系を血を継ぎながら怪我から復帰した西村淳を背に先頭で駆け抜けてもおかしくない。
マスカレードボール(日本ダービー)…個人的に昨年6月(同馬2歳時デビュー前)にPOG登録した馬。秋華賞2着ヴィクトリアMC3着したマスクトディーヴァの弟。父がルーラーシップから名種牡馬の階段を確実に昇りはじめているドゥラメンテに変わって姉以上の成績が見込めたので所有した。共同通信杯を勝ち皐月賞3着→日本ダービー2着とクロワデュノールには先着出来ていないものの世代トップクラスといっても過言ではない。

◆予想(纏め)
有力候補
古馬…タスティエーラ・ロードデルレイ
3歳…ミュージアムマイル・マスカレードボール
注目対象
古馬…メイショウタバル・アーバンシック

◆今後の予定
10/29…レース傾向
10/30…追切・血統
10/31…枠順発表
11/2…騎手事情を含めて最終結論

とお伝えする予定です。多少前後するかもしれませんが、準備万端で11/2を迎えましょう!

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