本日も読んでいただいてありがとうございます。こんにちは、マスターです。
２月も共同通信杯とかクイーンC等クラシックに繋がるレースがありましたが、やっぱりこのチューリップ賞の名前を聞くと「来たっ！」って感じですね。今年は２歳女王決定戦阪神JFで２着だったビップデイジーが出てきます。早速見ていきましょう。
■チューリップ賞
◆条件
・阪神
・芝1600m
・GII
・別定
・15:30
◆レース概要
桜花賞トライアル
桜花賞トライアルレースで３着以内に桜花賞への優先出走権が与えられる。
阪神競馬場改装完了後初の開催
10ヶ月ぶりの阪神開催。改修工事は主にスタンドを中心に行われたみたいですが、当然芝も張り替えています。考えられるレースへの影響は当然「スピード」という事になります。例年は12月開催の後２ヶ月、冬場とはいえ休んでいるのでそれなりに整備された状態なので、そんなに神経質になる必要はないと思います…が、一応頭に入れておいた方がいいですよね。
2025年度引退調教師
もう１点例年とは違う注意点が「調教師の定年」ですね。今まではもう１週後に行われていたのでこの点はあまり関係無かったのですが、今年は丁度月に境目が開幕週となっています。当方も勘違いしていたのですが、定年調教師は今週日曜まで…みたいですね。そこで河内調教師が出走させるウォーターガーベラに武豊が乗る…というロマンが最後に成立した。河内は騎手時代（当時はトップジョッキーでも”フリー”ではなく厩舎所属だった）に武田厩舎に所属していた。兄弟子は武邦彦。弟弟子はその息子武豊…となる。
◆出走馬（予定人気順）
ビップデイジー – 幸
新馬・紫菊賞を連勝した後、上記した様に阪神JF(GI)２着。キンカメの牝馬にサトノダイヤモンド…イメージ的にはもう少し長い距離かな？と思いけど…。懸念点はそれだけではない。阪神JFの評価は微妙だ。４着だったショウナンザナドゥと６着のコートアリシアンがともにクイーンCで負けている。それらに先着しているので問題無いと言えばそうなのだが…。加えて賞金的に無理をしないでも桜花賞に出走出来る今回は「阪神マイルの下見」だとすれば…１番人気なだけにそんな「粗探し」をしてしまうのは間違いか？！
マイエレメント – 坂井
父はエピファネイア…と言えば主戦騎手は福永祐一。その彼がこの馬の調教師。そして坂井は、福永＝川田＝坂井というラインの騎手。坂井の恩師…という言い方なら矢作調教師になるのだろうが、騎手としての師匠は福永になるだろう。この馬にもそんなロマンが秘められている。桜花賞に出走する為にはこのワンチャンスしかない。そんな背水の陣を思わせる追切で抜群の動きを見せた。
ナムラクララ – 西村淳
この馬も２勝している。２勝目がOP-Lなので桜花賞に出走できる賞金はあるだろう。姉が名スプリンターナムラクレアなだけに関係者の期待は大きい。それも含めてこの馬の特徴は血統。クロスのデパートみたいな馬だ。5ｘ5にヘイルトゥリーズンとクリムゾンサタン。5×4でノーザンダンサーとヘイロー。5×3にはストームバード。そして奇跡の血量4×3にマッキャベリアンとクープデジェニーの兄妹クロス。ただクレアとクララの間にアトムがいて現役だが現在３勝クラスだ…という事も付け加えておく。
ウォーターガーベラ – 武豊
騎手事情は上記の通り。馬は兄がウォーターリヒトで今年京都金杯２着→東京新聞杯優勝とノッている。ただ今までに６戦していて左回り1-1-1-1に対して右回り0-0-0-2とともに２桁着順と負け過ぎ感。河内＝武豊コンビがどこまで…。
フェアリーライク – 岩田望
ルージュナリッシュ – 川田
牝馬の国枝厩舎x川田…もっと人気になってもいいと思うのだが、Netkeibaの評価はここ。
ルージュソリテール – 北村友
スリールミニョン – 永島
クリノメイ – 酒井
ノクナレア – 松山
ザラタン – 池添
ラウルベア – 角田和
メイショウタマユラ – 田口
プリンセッサ – 和田竜
サウンドサンライズ – 松若
ネーブルオレンジ – ○○
(地)コパノエミリア – ○○
◆纏め
「本番桜花賞への出走権を既にもっている人気馬」対「このレースで３着以内の桜花賞出走権を確保したい穴馬」という最もトライアルレースらしい構図。四牝特っぽくて…何かいい。〇外や〇地は残っているがいまではなくなってしまった〇内や〇抽。以前であればその〇抽だったスリールミニヨンに注目している。他にも池添が乗るザラタンや息子がデビューする和田竜の乗るプリンセッサ等、いろいろな人が肩をグルグル回している気がして、とても「人気通り」には終わらない気がしてならない。
さて、皆さんは何を買いますか？！
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